アメリカ・ロスの生活日記:仕事と遊びと文化

11/1/2009

続編:Holloween 2009

Filed under: - admin @ 3:59 pm

「trick or treat」に今年も大勢の子供たちがチョコレートやキャンディを集めにやってきました。
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中にはこんなかわいいコスチュームも。

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そして、ちょいと怖いバージョンも。

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もちろん近所のおじさんも負けてはいません。
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$100 近い予算を立ててチョコレートを買ったにも関わらず、夕方8時ちょい過ぎには売り切れ状態に…。

早めの店じまいの後に、gG はかぼちゃの前でチーズ (ん、笑ってないか…)。
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Holloween 2009 の写真集は、こちらをご覧ください。

10/30/2009

Holloween 2009

Filed under: - admin @ 4:03 pm

毎年10月31日は Holoween のお祭りでこの近所が一斉に盛り上がります。日本ではあまり馴染みが高くないかもしれませんが、こちらでは大人から子供までが参加して賑わうお祭りです。

Holloween に欠かせない要素は3つ。かぼちゃ(特に Jack-o’-lantern といって、かぼちゃの中身をくりぬいて中に灯りを入れるもの)、チョコレートやキャンディ類、仮装です。子供たちは、仮装して「trick or treat」と言いながらチョコレートやキャンディをもらいに近所を回るのが習慣となっています。小さい子は両親に連れられて家々を周り、大きくなると友達同士で集まって周ります。このあたりは子供の数も多く、毎年100人を超す子供たちが Trick or Treat しにやってきます。

せっかくのお祭り。Hubby の留守でちょいと億劫でもありましたが、子供たちのためにかぼちゃで Jack-o’-lantern を作ることにしました。というわけで、マーケットで大きなかぼちゃ1つと小さいのを2つ購入。まずは小さいものから、がんばりました。ヘタの付いた上の部分を包丁で切り落としたら (これが蓋となります)、スプーンと包丁でかぼちゃの種や中身を取り除いていきます。

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あまりがんばりすぎるとかぼちゃに穴を開けてしまうので注意が必要です。中身をすっかりきれいに取り出したら、表面部分に顔をくりぬいていきます。こうやって2つの Jack-o’-lantern 完成! 今年はちょっと怖い表情に挑戦、とがんばったのですが、すきっ歯では迫力にかけますね。。。

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さて、今度は大きいほう。こちらは上の部分を切り取るだけも結構な力が要ります。やっと上の部分が取れたと思ったら今度はくりぬき。小さいかぼちゃは結構すんなり中身が取り除けるのですが、大きなものは繊維質が高く結構骨の折れる作業です。スプーンを握る手が痛くなるほど。

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それでも根気を入れてきれいにしました。

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こちらは目の部分を凝ってみたのですが、結局いびつになってしまいました。やっと3つの Jack-o’-lantern が完成。

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近所の家の前にはいくつのもオレンジ色のかぼちゃが転がっていたり、フロントポーチにきれいに仕上がった Jack-o’-lantern が飾られています。私も出来上がった Jack-o’-lantern を飾りたいのですが、なんと最近4匹のあらいぐまがフロントポーチで生活をしていて、夜中に食べられれてしまう危険性があるので当日の夜まで飾るのはお預けにしておきました。家の中で Jack-o’-lantern の中に蝋燭を灯して、夜は一人でほんのりとオレンジに輝くかぼちゃのお化けを楽しんでいます。

10/11/2009

チェコ共和国

Filed under: - admin @ 4:47 pm

この夏の間、Hubby (旦那) はずっとチェコ共和国でコンサルタントの仕事に従事していたのですが、かなり気に入られ、9月の初旬には正社員として入社してくれとの要望が会社から出された次第。その他2つの仕事のオファーがあったのですが、いろいろ二人で考えたあげく、チェコの仕事がよいだろうという結論に達しました。でも、一度も足を踏み入れたことのない土地ということもあり、オファーを受諾する前にとりあえず一度見てみようということで、9月下旬から Hubby を訪ねてチェコまで出向いてみました。

チェコというと首都のプラハを想像する人が多いでしょうが、実はこの会社プラハではなく、第二の都市ブルノというところに位置します。プラハからは電車で3時間ぐらい離れているので、ちょうど東京と大阪のようなものと考えると分かりやすいかもしれません。ブルノは逆ウィーンからのほうが近く、電車で1時間半のところにあります。

行きも帰りも20数時間の旅で結構参りましたが、ブルノの街は最高でした。中心部はかなり小さく、ちょうど静岡の町のようなもの。30分も歩けば周れるほどの大きさです。石畳の路上をトラムという路上電車が走っていて、車がなくてもどこにでも行けます。この辺もかなり気に入った点でした。ロサンジェルスのようにストレッチアウトした土地と違って、すべてが手の届くところにあるようで住みやすそうな感じを受けました。

また、何といってもすべてがきちんと整頓されて整っている感じで、このあたりは日本に近いな、という印象を受けました。路上のゴミも少ないし、古いビルもメンテがきちんとされていて観るに美しく、人も礼儀正しく、とっても好印象。初日で気に入ってしまいました。

チェコの町並みの写真を英語のほうのブログにも載せたので、見てみてください。

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9/17/2009

LA の Art District

Filed under: - admin @ 2:33 pm

ダウンタウンというと一見暗〜いイメージがありますが、数年前から始まった Redevelopment (都市再開発) の動きによって新しい風が吹き込んできています。残念ながらホームレスの数は一向に減る気配はありませんが、ダウンタウンのあちらこちらに新しいビルが建てられ、若者向けのロフトが続々と増え、かなりの力が入っています。古い倉庫が立ち並ぶ界隈は、今は Art District として、アーティストたちのスタジオに変身し、周辺にはお洒落でいてちょいとグランジーなバーやカフェが進出。鄙びた街が少しずつ明るくなってきているように感じます。

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Art District は車で通過したぐらいで歩いたことがなかったのですが、今回 FB 経由でよいソーセージレストランがあることを発見。早速行ってみました。平日の昼過ぎだったからでしょうか、通りは閑散としていて想像していたのとはだいぶ違ってはいましたが、そんな通りにも3〜4軒のカフェレストランが並んでいました。私たちが訪れたのは Wurstküche というソーセージ専門店。一番オーソドックスなブラートヴルスト というソーセージから、マンゴ ハルペーニョ ソーセージ、もっと凄いものでウサギやワニ肉、ガラガラヘビを混ぜたソーセージなどもいただけます ( :shock:)。また、4種類のトッピング ((サワークラウト、ほんのり甘めの炒めピーマン、スパイシーな炒めペッパー、甘く炒められた玉ねぎ) から2種類を選ぶことができるようになっています。この日は初日ということもあり、私はオーソドックスにブラートヴルストにスパイシーな痛めピーマンとサワークラウトを注文。サイドディッシュにこれまた人気メニューのフライドポテトもたのんでみました。

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ビールの種類も豊富で、昼から皆さん結構楽しんでいました。

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9/6/2009

Grand Central Market

Filed under: - admin @ 5:45 pm

日本人向けのガイドブックにも載っている Grand Central Marketは、ロサンジェルスのダウンタウンに位置する市場です。ビジネス街の中央に位置するため、平日はサラリーマンの昼食場所としても賑わうようです。大きなビルの1階と地下いっぱいに八百屋からスパイスの店までいろいろな店舗が勢揃いしています。衛生的には日本人の私にはちょっといただけないところがありますが、数十件もの屋台では「えっ、そんな値段でやっていけるの」ぐらいの料理を注文できます。

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私たちは衛生的にまだマシそうなメキシコ料理の屋台に決定。食べたことがない Gordita というサンドイッチのようなものと、Sope という、見かけ的には厚めのソフトタコスのようなものを注文しました。

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1917年に開かれて以来地元人に愛されてきた市場ですが、開店当時の雰囲気とはだいぶ変化してしまったようです。活気はあるものの、清潔感や衛生面にもう少し注意すれば素敵になるのにな、というのが率直な感想でした。

9/2/2009

Canter’s

Filed under: - admin @ 12:50 pm

ロサンジェルスにいたら一度は足を運ばなくちゃいけないのが、この Canter’s というデリカテッセンです。デリカテッセンと言ってもピンとこないかもしれませんが、要するにチーズやハムなどサンドイッチによくいれるようなものを売っている店のことです。通常レストランと繋がっていて、手作りサンドを楽しむことができます。

ロサンジェルスに10年も住んでいるのに一度も行ったことがなかったので、The Grove で映画を観る前に寄ってみようということになりました。そう、このお店、日本人観光客にも人気の The Grove のすぐ近くで、歩いても行ける距離にあります。周辺はユダヤ系の住民が多く、デリカテッセンやコーシャ食品店が立ち並んでいます。

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店内はオールドスクールですが、私の注文したパストラミサンドイッチや大好物のマッツォボールスープは最高でした。マッツォボールはさすがにスーパーで買うパウダーものとは違って、ふわふわしていて口の中でとろけるほどの柔らかさでした。

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また、店内には開業当時のメニューも。ほとんどが $1.00 以下のお値段だったようです。

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8/30/2009

Tacos Locos

Filed under: - admin @ 6:39 pm

家の近所に Tacos Locos (タコス ロコス) というメキシカン料理屋があります。小さい店で、テイクアウトがメインのお店ですが、名前のとおり一押しは何といってもシンプルなソフトタコス。ひとつ何とたったの$1.00。小さいのでおやつ感覚でもいただけます。私はよくランチに、タコス1つと、お気に入りのビーフスープ (柔らかい牛肉と野菜が入ったスープ) をいただきます。激辛が大好きな私は、スープにたっぷりのハルペーニョとタコスにたっぷりのチリソースをかけていただきました。

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8/24/2009

ペルー料理

Filed under: - admin @ 6:17 pm

英語のほうのブログにも書きましたが、3ヶ月あたり前に私の家の近くにペルー料理店を発見しました。名前はモチカ (MO-CHICA)。フードコートにような場所の一角にあるので、仰々しさがなくお値段も手頃です。あまりに気に入ったので何度も足を運んでいるのですが、8/24 の日も夕食はそこにしよう、ということで出かけてきました。

注文したものは前のときとほとんど同じですが、アペタイザーにセビチェという中南米で有名な魚介類のマリネと、ポテトとかに肉を塔のように盛り合わせたものを注文しました。

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メインディッシュには、ラム肉を柔らかく煮込んだものと、栄養素が高いことで有名な南米の穀物キヌアのリゾットをたのみました。いつものごとく満足いくお味でした。

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8/23/2009

Dog Time!

Filed under: - admin @ 10:03 am

日本の湿気を目の当たりにした私たちは LA の気候がいかに恵まれているかを実感。カラっと晴れた日曜のランチは裏庭でホットドックだね、ということになりました。

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パラソルにうっすら映る太陽の光を楽しみながら、ゆっくり Dog Time を楽しみました。

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8/22/2009

熊本の醤油

Filed under: - admin @ 10:35 am

熊本で居酒屋さんに入ったら3種類の醤油が陳列しているではないですか。3種類とは、かけ醤油、刺身醤油、辛口醤油。刺身醤油には甘口なる括弧付けもあるではないですか。うーーーん。甘口の刺身醤油ってあまり聞いたことない、と思い試してみると、かなり甘い! 馬刺しにはぴったりといった感じですが、魚の刺身にはちょいとどうか、、、という感じでした。かけ醤油も試してみましたが、これも甘い! 辛口醤油はというと、関東や東海地方でいう普通の醤油でした。ということで、魚のお刺身はこちらの辛口でいただきました。それにしても、熊本の人って3種類の醤油を使い分けて食べるんですね。感心。

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8/21/2009

熊本名物盛り合わせ

Filed under: - admin @ 2:18 pm

熊本市街の居酒屋さんで、熊本名物の盛り合わせをたのんでみました。大好物の辛子レンコン、馬刺し(タテガミ付き)に併せて初めて味わった山うに豆腐、いちもじのぐるぐる (茹でた葱をぐるぐる巻いたものに酢味噌を付けたもの)、蛸の煮物が器に勢ぞろい。なかなかの美味でした。

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桃とイチジク

Filed under: - admin @ 1:17 pm

日本に行っている間に、裏庭になっている桃とイチジクがすっかり食べ頃になっていました。イチジクを試してみたところ、結構甘くていけてます。ジャムでも作ろうかなぁ。

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7/14/2009

NY 旅行

Filed under: - admin @ 5:14 pm

友人の結婚式でニューヨーク (NY) へ行ってきました。久しぶりの NY は、随分ときれいになっていてびっくり。大嫌いだったJFK 空港もすっきりとして快適なものでした。行きの飛行機はラッキーにもビジネスクラスにアップグレードがきいて、ゆったりとした席で小さなデバイスで好きな映画を観ることもできました (ちなみに写真の中のビールみたいに見える飲み物はりんごジュースです!)。

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友人の結婚式の合間を縫って、ホテルからタイムズスクエアまでちょっと歩いてみました。土曜の夕暮れを楽しむ人で埋まっていたブライアント公園。何ともいい雰囲気でした。ロサンジェルスにもこんな風にちょっぴり Sophisticated な公園ができるといいな、と。タイムズスクエアはというと、観光客でごった返していました。何があるわけでもないのですが、いろいろなイベントの中心地みたいな扱いが高いからでしょう。ビルボードがあちこちに掲げられてビルが並んでいるだけなのですが、観光客には人気の場所です (という私たちも足を運んだほどですものね)。久しぶりの NY、やっぱり大都会っていいなと実感した次第です。

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6/11/2009

アメリカン ステーキ

Filed under: - admin @ 1:58 pm

まず日本で滅多に食べないのが厚さ8センチのステーキでしょう。私もこちらに来る前は、牛肉といったら大抵薄切りのもの、どこかに出かけて食べるステーキもだいたい暑さ2センチほどのもの。分厚いステーキを食べる習慣はまったくありませんでした。

Hubby(夫のこと:Husband の略です)が久しぶりにチェコ・リパブリックから帰ってきたので、ビバリーヒルズの近くにあるお気に入りのスーパーまで行って買ってきました、8センチ厚の牛肉! 軽く塩とコショウを振って、あとはグリルするのみ。油が抜け落ちて厚さは5センチほどまでになりましたが、外は適度にカリカリ中はきれいにピンクと、Hubby のグリルの技がきいた上出来なステーキでした。うーーーん、コレステロールたんまり溜まったぁ。。。

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ところで、牛肉の卸し方にAmerican Primal Cut British Primal Cut があるってご存知でしたか? 今回食べたのは、もちろん American Primal Cut のリブ部分にある Ribeye ステーキでした。やわらかくて脂肪分も大目の部位です。脂肪分が木になるという方には、New York ステーキやフィレミニョンがお薦めです。これらは、ショートロイン部のお肉なんだそうです。日本では、総称してサーロインと呼んでいるようで、ショートロインはあまり聞かないですよね。フィレミニョン=ヒレ肉はサーロインとは区別されているようです。卸し方が日本はまた違うのでしょうか。

6/10/2009

ネクタリン シェイク

Filed under: - admin @ 10:17 am

やっと作ってみました。冷蔵庫にねむっていたネクタリンを全部使って。作り方は簡単です。用意するものは、ジューサー、ネクタリン、いちご、牛乳です。
�ネクタリンの皮をむき、種を除いて小さく切り、ジューサーに入れます。
�いちごはヘタの部分を切り落とし、半分に切って、ジューサーに加えます。
�そこに牛乳を入れて、ジューサーをかけるだけ。

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シェイクの出来上がりです。gG もお気に入りでした。

6/5/2009

大収穫!

Filed under: - admin @ 2:17 pm

ネクタリンのことばかり書いているようですが、今年もまた大収穫でした。去年のに比べると実も一回り大きく育ち、ご近所さんに配っても余るほどの数がなりました。牛乳と一緒にミキサーにかけてシェイクにしてもおいしいとのことです。まだ試していませんが、冷蔵庫にたまっている残りのネクタリンで試してみるつもりです。

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5/25/2009

スペイン語のお勉強

Filed under: - admin @ 5:49 pm

2008年の US Census によると、ロサンジェルス county の人口の何と 47.3% がラテン/ヒスパニック系なのだそうです。我が家の周りも早朝からTamale売りのおばさんが"タマリ〜"と声をあげて通り過ぎたり、子供たちがスペイン語と英語のチャンポンで話していたり、昼過ぎにはメキシコのビーチ沿いでコロナビールを飲みながら聞けそうな音楽が流れてきたり、はっと気づくとかなりヒスパニック色が強い環境に囲まれていた私でした。

こんな環境にいながら、一向にスペイン語が話せない! というか、一度もしっかり勉強したことがないことに気づいてしまった私。ここは重い腰を上げて勉強するか、と、旦那が長期出張ということもあり、早速 Amazon で DVD を購入することに。とにかく基礎から分からないので文法から入ったほうがよいかどうか迷ったのですが、まずは感覚的に理解してからのほうがよいだろうと判断し、初心者用の会話版を購入してみました。この DVD 全部で10レッスンからできていて、自己紹介からレストランでの注文の仕方、買い物など、さらっと初歩を流して学習することができるようになっています。まだ2レッスンしかこなしてませんが(笑)、少しずつマスターしていこうと思います。実は隣のおばあさん、英語がまったく喋れず、私は全然スペイン語ダメですと言っても、いつもスペイン語で話しかけてくれるんです。。。これでちょっとでも会話ができるようになるといいのですが。

5/17/2009

Exploring LA

Filed under: - admin @ 12:07 pm

妹と姪っ子が LA に遊びにやってきました。1週間という短い予定だったのと、日本で騒がれいる豚インフルエンザが恐ろしいということで (こちらに来た後はすっかりそんなことは忘れて楽しんでいましたが)、近場で楽しめることを計画。

到着した土曜日は時差ボケでつらそうだったので、外のハンモックで昼寝をさせて、夕方から裏のバルコニーでトーチを炊いてスモークサーモンやらフレンチ風ピザやらを大人はワイン、姪っ子はウーロン茶と一緒にいただき、とにかくゆっくりすることにしました。通常は次の朝早くに目が覚めるのが時差ボケの特徴なのですが、妹も姪っ子もぐっすり10時頃まで寝てすっかり時差ボケも直っていました。関心。。。 :shock: 

2日目は日曜ということもあり、軽く朝食を済ませたあと、近くにある Watts Tower を見に行くことに。この塔、英語のほうのブログにも前に載せましたが、サイモン・ロディアというイタリアから移民してきたおじさんが40半ばを過ぎたころからコツコツと自分一人の手だけで30年もの歳月をかけて創ったもの。機械も使わずに建てた塔は、偏屈だけど創造性の豊かなおじさんの心が映し出された可愛らしくも力強い塔です。家からは15分ほどのところにあり、一度行ってからファンになってしまい、妹と姪っ子にも見せたくて連れて行った次第。二人ともすごく感激してくれました。

3日前は買い物をしたいということで、超安い掘り出し物がいっぱいの Fashion District へ行くことに。Fashion District は1990年前半に作られた区域で、ダウンタウンの南に位置し、私の家からは10分もしないところにあります。衣類、アクセサリー、小物関連はとにかく安く手に入るところで、お土産を買うには最高の場所です。妹と姪っ子もTシャツやら帽子、アクセサリーをたくさん買い込んでいました。私も便乗してブレスレットと最近流行のカジュアル系ロングドレスを買ってしまいました。 :grin:

4日前は、姪っ子がどうしてもまたユニバーサルスタジオに行きたいということで、行くことに。さすがに平日はすいていました。ツアーバスも待ち時間15分ほどで乗ることができ、乗り物類も5分以内の待ち時間でした。最後にユニバーサルスタジオを訪れたのは、この前に妹と姪っ子が遊びに来た4年前のことでしたが、ツアーの内容もがらりと変わっていて楽しむことができました。随時アップデートしてくれているのは本当にうれしいことです。乗り物も ET がなくなり、シンプソンズの Virtual Ride のようなものが加わっていて、姪っ子も大喜び。入場料は高めですが、まあ1年に一度は行ってもいい場所かな。

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5日目はやはりこの近くにあるテレビのスタジオで Late Late Show の収録を観る予約を入れておいたのですが、妹たちは買い物が長引きとうとう行きそびれてしまいました。まあ、せっかく来たのだから焦らせて買い物を終わらせるよりはと思い、私も断念。ただ、TVの収録の見学はぜひともお薦めします。その日のゲストは、私の大好きな Matrix にも出演していたLaurence Fishburneだったようです。収録を逃がした私たちは、そのお隣にある The Grove という屋外ショッピングモールに行くことに。ここはディズニーと同じチームがデザインしたことで有名で、中央には大きな噴水が音楽に合わせて踊っていたり、雰囲気を楽しむことができます。実はこの日7時過ぎにサンタモニカのピア沿いにあるロブスターのレストランに行くことになっていたので、時間をもてあましていたのでした。The Grove を後にし、とりあえずサンタモニカまで行くことに。サンタモニカにはプロムナードがあり、店が立ち並んでいるので、とりあえずそこを歩いて時間を潰すことにしました。締めはロブスター! 伊勢海老ぐらいしか食べたことがなかった妹も姪っ子もロブスターの大きさにはびっくり。味もなかなかで大満足していました。

6日目は、家から一直線上にあるベニスビーチへ。さすがに平日はすいていて、駐車場にも困らず、ビーチ日和を満喫することができました。姪っ子は日焼けをしたい、私と妹もたまにはいいか、ということで、じっくり2時間寝転がってビーチを楽しみました。

7日目は出発の前日ということで、家でゆ〜っくりとすることに。妹は洗濯やらパッキングに励み、姪っ子はハンモックで日焼けに励み、私は久しぶりに gG とゆっくりしました。午後から最後はステーキだね、ということで以前住んでいた West Hollywood の近くまで買い物に行き、夜は赤ワインとステーキで晩餐。姪っ子が Youtube で、いろいろな日本のお笑い芸人を紹介してくれ、皆で笑って1日を終えました。のんびりした1日でした。

そして8日目、妹と姪っ子は豚インフルエンザのことなどすっかり忘れて元気に日本へと戻っていきました。手作りピザを楽しんだり、珍しいものもいっぱい食べて満足してくれたことと思います。今は大きな家でgGと二人で今度は夫の帰りを待つばかり。

5/4/2009

ガーデニングに明け暮れる午後

Filed under: - admin @ 5:23 pm

家の裏庭に空の鉢植えがいくつかあったので、重い腰を上げて1週間ほど前からガーデニングに励んでみました。大昔に日本で買ったガーデニングの本を探し出し、研究しながらの挑戦でしたが、ほぼ全部の鉢植えに花を植えることができました。英語のほうのブログにも書きましたが、最初に取り掛かったのは、樽のような鉢植え。家の近くの OSH という店(チェーン店です)で、いくつか花を買い揃えて自分なりにアレンジしながら植えてみました。完成品はこちら。

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そして、この週末また同じ店にいってひまわりやらいろいろな花を購入。5つの鉢植えに分けて植えてみました。本当はもう少し白い花を多く使いたかったのですが、ないんですよっ! 人気なのかな。というわけで、いくつかの鉢植えはまるでメキシコのピニャータみたいになってしまいました。。。でも、まあ明るくなった、、、と自分を慰めた次第 :mrgreen:

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4/25/2009

LA ダウンタンの魚市場!

Filed under: - admin @ 7:32 am

ええっ〜〜こんな所に?と言わんばかりのところに Fisherman’s Outlet Seafood を発見。魚市場というほどの規模のものでは決してないのですが、レストランと魚屋さんが一緒になった便利さは見逃せません。私の家からは車で10分程度のところで、ダウンタウンのほぼ中心にかなり近いところにありました。治安のあまりよい場所ではないのですが、昼間は大丈夫。というか、そのレストラン午後3時に閉まってしまう(魚屋さんのほうは5時まで開いているようです)ので、明るいうちしか楽しめません。

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さて、レストランのほうですが、レジでオーダーするあたりはちょとしたファーストフード感覚で気取りがありません。お値段もお手ごろ。私たちが行ったのはかなり遅めの2時過ぎだったのですが、地元人たちで結構賑わっていました。メニューは豊富ですが、基本的にフライ物とグリル物、それとスープ。その日はホタテの子柱が食べたくて、本当はグリル物がよかったのですが、ホタテはフライしかなく仕方なくフライのほうにしてみました。トランスファットゼロとあったけど、本当かな? まあ、ともかくたくさんのフライと、2種類のすーぷ(ロブスタービスクとニューイングランドクラムチャウダー)をいただきました。お味のほうは抜群でした。

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LA Fisherman's Outlet Seafood

LA Fisherman's Outlet Seafood

魚屋さんはこれまた驚き。高級スーパーマーケットでしか入手できない魚もあり、値段のほうは約20〜30%ほどお安いではないですか! その日は私と Hubby の大好物の Halibut(オヒョウ、大鮃) を買うことに。オヒョウって日本にいたときはあまり聞かなかったのですが、こちらでは結構よく食べられている魚です。カレイ科の魚だそうです。詳しくは Wikipedia をご覧ください。

LA Fisherman's Outlet Seafood

4/20/2009

懐かしの Penpal

Filed under: - admin @ 10:19 am

小学校高学年から英語を習いはじめた私は、中学に入って海外の Penpal 探しに没頭し、一時期はイギリス、ドイツ、ギリシャ、スウェーデン、アメリカ、インドとさまざまな国の同世代人と文通を行っていました。高校に入って音沙汰がなくなってしまった人たちが増え、大学に入った頃にはスウェーデンの Ulrika だけとなっていました。

Ulrika Almer! 何百通という手紙を交換し、ド田舎の大学にも遊びにきてくれたほど。その後就職してからも時々文通をし、私がデンマークのレゴ社に出張した際には、週末を利用してスウェーデンまで飛び2度目の再会。大きなサーモンをディナーにご馳走してくれたのを覚えています。その後も1年に一度ぐらいのベースでずっと交流があったのですが、私がアメリカに移り住んでからかいつの間にか交流が途絶えてしまっていました。最近の Facebook などのソーシャルネットワークの波に推され、また古いアドレス帳がたまたま見つかりはがきを出したところメールで返事が! 数年ぶりにまたもやの文通再開となりました。

お互い年をとってしまったけれど、いまだに14歳のときに手紙が来るたびに感じた興奮が! Ulrikaは子供が3人。家族そろって撮った写真も送ってくれました。メールという別の媒体でこれからも文通を続けていきたいと思います。Yay!

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4/18/2009

裏庭のネクタリン

Filed under: - admin @ 11:15 am

我が家の裏庭にはネクタリンの木があります。昨年はとんでもない勘違いをして、ネクタリンの木をオリーブの木と思い込み (実はその横にある大きな木がオリーブでした ^^;)、ネクタリンがまだ蒼いうちに摘んでキュアリングまでしてしまったほど。この辺の様子を恥ずかしながらもつらつらと書き込んだブログも英語のほうにあるので笑って読んでやってください :oops: (キュアリングをはじめたころキュアリング14日目そしてついにネクタリンと判明し恥ずかしくなってるころ

■ネクタリン日記■
1月:近所のおじさんがネクタリンの木プルーニングしてくれました。すっきり。

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2月:淡いピンクのきれいな花をつけました。
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4月:今は葉に覆われ、小さなネクタリンが木いっぱいになっています。
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ネクタリンに重みで昨年同様枝は下にたれるばかり。見た目は悪いですが、あと数週間もするとまたおいしいネクタリンがいっぱい採れると思います。

4/12/2009

4月12日 Easter (イースター)

Filed under: - admin @ 1:47 pm

Easter(イースター)=復活祭は、キリスト教のお祭り。新約聖書によると、この日イエス・キリストが死の世界からよみがえったとされています。このあたりはユダヤ教やイスラム教とだいぶ違っているのですが、キリスト教では重要なお祭りとされています。イースターの慣習は地域によって違うようですが、アメリカではイースターバニー(うさぎ)とイースターエッグ(卵に色をつけたりしたもの)が欠かせないものとなっていて、スーパーマーケットもバニーを置いて盛り上がります。

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イースターエッグは色とりどりに塗ってバスケット内に飾ります。子供のいる家庭では庭や家のあちらこちらに卵を隠し、子供たちがバスケットを持ってそれらを探し集めるという遊びもします。私たちも今年はちょっと塗ってみるか、ということで卵とペイント用具を購入。土曜の夕方プロジェクトに励みました:-D

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なぜバニー(うさぎ)とエッグ(卵)なのかと思いちょいと調べてみたところ、イースターバニーの発祥はどうやらフランスのアルザス地方とドイツの南西部とされているようです。1600年代にはじめてドイツ文学の中に登場。擬人化されたうさぎは、ちょうどクリスマスのサンタクロースのような存在で扱われていたようです。アメリカには、1700年代に移民してきたドイツ人によって伝わったとのこと。伝統的には、子供たちが帽子などを使って巣をつくり、イースターバニーがよい子の作った巣に卵やお菓子を運んでくる、というものなのだそうです。

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4/11/2009

ビバリーヒルズのスーパーマーケット Bristol Farms

West Hollywood に隣接する Bevery Hills (ビバリーヒルズ) に私のお気に入りのスーパーマーケット Bristol Farms (ブリストル ファームズ) があります。セレブたちも利用する結構有名なスーパーです。お気に入りの理由は魚と肉を単体で買えること。こちらのスーパーの多くは、魚でも肉でもパッケージにして売っているところが多く、新鮮さもいまいち。Bristol Farms は品揃いもさることながら新鮮な魚や肉を適当な大きさに切り売りしてもらうことができます。

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店内は通常のRalph’sなどに比べると小さく、トイレタリー関連のものはさほど置かれていません。なので、ここに買い物に行くのは通常魚か肉かチーズが目的。ちょっと変わった野菜類も置かれているのがまた特徴で、ワインの品揃いも最高です。小さいスペースにありったけのものをディスプレイしているので、結構山積されていますが、清潔で見た目も美しく整頓されています。

Bristol Farms in Bevery Hills
Bristol Farms in Bevery Hills
Bristol Farms in Bevery Hills
Bristol Farms in Bevery Hills

それに、こんなかわいいカップケーキもたくさん! 結構楽しめます:-D

Bristol Farms in Bevery Hills

4/10/2009

Tender Greens in West Hollywood

Filed under: - admin @ 6:27 pm

以前住んでいた家のすぐ近くにお気に入りのレストラン “Tender Greens (テンダー グリーンズ)” が開店し、早速行ってみることに。West Hollywood(ウェストハリウッド)を横切るSanta Monica Blvd (サンタモニカ大通り) 沿いにあり、外にもシーティングエリアが設けられていて結構イケてました。
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店内は明るく Culver City (カルバーシティーといってウェストハリウッドから西に15分ほど行ったところ) の店舗よりも広々としていて快適でした。オーダーをしたらレジまで歩いていくのですが、その途中でガラス越しにサラダを作る様子を伺うことができるようになっています。

Tender Green in WEHO
Tender Green in WEHO

“Tender Greens” のメニューはきわめてシンプル。基本的にサラダとスープと “ホットスタッフ (グリルされたもの)” なのですが、サラダは小と大を選べるようになっています。小はすべて$5.50、大はすべて$10.50。グリル物は、ステーキ、チキン、マグロ、野菜の4種類。サラダも数種類用意されていて、小さいほうは5種類ぐらいですが、大きいほうは11種類もあり、私のお気に入りは Happy Vegan というもの。Vegan(ビーガン)とは絶対菜食主義者のことです。こちらでは Vegitarian(ベジタリアン) の場合でも、乳製品は一応食べるという人がいて、Vegan はそれらも食べない人たちを指します。このサラダ、いわゆる葉っぱ以外に4種類の穀類系のおかず(Hummus=ハマスといってヒヨコ豆をつぶして作ったものとかTabbouleh=タブーラなど)が付いてきます。美味です!

Hubby はこの日サラダの小とトマトとベーズルのスープを。私は大きな Happy Vegan とチキンスープをおいしくいただきました。あっ、でも私は全部食べずに半分持ち帰りにしましたよ :mrgreen:。いくら大食いでもあの大きさのサラダを一度に食べるのは無理でした

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“Tender Greens” のウェブサイトはこちらへどうぞ

4/8/2009

裏庭に現れた野性の友達

Filed under: - admin @ 5:29 pm

3月初旬のことです。英語のほうのブログにも載せましたが、裏庭の芝生の一部がかなり掘り返されているのを発見。まあ、リスか何かの仕業かな、程度に考えて放っておいたのが間違いでした。その数日後またもや掘り返しが!今回は5〜6箇所も大きな掘り返しがあり、一面緑だった裏庭が田んぼのようになっているではないですか!焦るばかり。ネットで調べたところ、どうやらラクーンの仕業の可能性が大と判断し、専門家の助けを得ることにしました。野生の動物を小さな檻の中に捕獲して野生に放ってくれる会社を発見。すぐに連絡して、3月13日に罠(といっても檻の中に餌を入れて、動物がその中に入ると入り口部分が自動的にふさがるというのも)を仕掛けてもらいました。

仕掛けて2〜3時間したころでしょうか、檻のほうから音がするではないですか。。。何と言うんでしょうか、その音と想像されるイメージがあまりにも痛々しくて、心がきゅんとなった次第。恐る恐る近づいて覗いてみると、何やらフサフサした毛並みの灰色の大きなモノが捕まっているではないですか。ラクーンかなと思ってさらに覗いてみたところ、何と巨大なネコが!私のほうを上目遣いで見てニャ〜と悲しそうに泣き声を。。。かわいそうで、すぐに Hubby に檻を開けてもらうことに。開けたとたん、ものすごい勢いで逃げていきました。その後また別の餌を入れたのですが、さすがにネコちゃんは戻ってきませんでした。ほっ。

で、次の朝、Hubby が陽気だった声で朝起こしに。何か野生の動物らしきものが捕まったと。またもや恐る恐る見に行くと、小さな Opossum=オポッサムが捕まっていました。日本ではあまり見かけない動物です。あまりに小さくて、泣きそうな目で見るのでかわそうで、その日の昼前に仕掛けてくれた会社に引き取りに来てもらいました。

掘り起こされた穴の大きさから考えてもまだ大物が潜んでいると判断した専門家は、また別の仕掛けをして様子をみることになりました。次の日は何も捕まらず半分あきらめていたところ、2日後に今度はかなり大きな音が。また恐る恐る覗いてみると、灰色と黒の縞模様のふさふさした太いしっぽが見えるではないですか。これだ〜!!顔のほうを確認するとやっぱりラクーンでした。なぜかラクーンには悲哀感がなかったのですが、私は悪人になったのでしょうか? 半分喜びの気持ちまでありました :neutral: でも、早く解放してあげたかったのは確かで、すぐに引き取りに来てもらいました。今頃野生の中でのびのびと暮らしてくれていることと願います。

ラクーンとオポッサムの写真は、こちらをどうぞ

マイホーム購入

Filed under: - admin @ 4:10 pm

もうかれこれ1年半ほど前の話になりますが、マイホームを購入しました。家周りと日常生活の Blog は、英語のブログに綴っています。暇があったらご覧ください。

結構ピーク時での購入ではあったものの、とにかく家自体が気に入ったのと、家が持つ歴史に感激して購入に踏み切りました。100年以上の歴史を持つ家は、10年ほど前に Owner となった Ed Saunder という人によって原型に沿った形で修理され、今に至ったようです。引っ越して以来これといって大きいな問題もなく、快適に過ごさせてもらっています。

Hobart House

愛猫 gG のお気に入りは何といっても裏庭。ダウンタウンに近い割りに土地が広く、坪数に換算すると225坪。建坪が43坪ほど(1階部分の面積) なので、前と後ろの庭の広さを想像していただけると思います。日差しが強い日には gG は裏庭の竹藪の蔭に隠れて昼寝を楽しんでいます。

家の写真など、英語のほうのブログにも載せていますが、Flickr のほうもご覧ください。

2/11/2009

gG の 5th アニバーサリー

Filed under: - admin @ 5:10 pm

ちょうど5年前の2004年2月11日、gG が我家の一員となりました。Hubby がネコを飼いたいと言い出したのが確か2003年の終わり頃。週末のたびにアダプションを行えるシェルターを何軒か回ったのでしたが、ネコを飼ったことがない私はどうも決断がつかず長引いていたのでした。ましてや黒くてすばしっこいネコが飛びついてきたときには冷や汗かいたほどの私。。。実際ネコはダメかもとすら思っていたのでした。

ところが、ある日その当時住んでいたウェスト ハリウッドにある PETCO という大手ペット屋さんでネコのアダプションをやっていたので覗いてみたところ、一番隅の大きめのカゴがシーツで覆われてその中に人懐っこい目をしたかわいいネコちゃんがいるではないですか。一目ぼれとはこのことでしょう。もう見た瞬間この子だ!と感じた私。ネコなんて飼ったことなかったし、苦手だと根っから思い込み始めていたのに、そのネコちゃんの瞳を見た瞬間惚れてしまったのでした。

というわけで我家にやってきた gG。来るなりカーペットにコロリとひっくり返っておなかと背中をさすってとおねだりする甘えん坊でした。5年間ほんといろんなことで笑わせたり楽しませてもらってきました。
まだかしこまっていた頃
床にコロリ
お得意の怠け者ポーズ

2月11日は誕生日なので、ふと寝転んでる gG を見たところ、まるでクリオレみたいに前足をまっすぐ身体につけるようにして伸ばして後足もまっすぐ伸びていて、ぴくとも動かないので死んじゃったのかと心配したほど。ずーーっとその姿勢で寝てました (といっても目だけは開いてましたが)。相変わらずちょいと変わったネコん坊です。

2/4/2006

Patricia Cornwell -Predator

Filed under: - admin @ 12:11 pm

会社勤めをしだしてからというもの、あまり読書をする機会がなくなってしまったが、最近また1冊の本を読みました。Patricia Cornwell という推理作家による『Predator』。彼女の作品は結構好きで、これまでにも何冊も読みましたが、4作品ほど前からか、スタイルががらりと変わってしまいました…ちょっと残念。一応シリーズものになっていて、登場人物はだいたい決まっているわけですが、メインは Dr. Scarpetta という女性。以前のスタイルでは、作者が Scarpetta となり第一人称で語りながら、彼女の目を通したストーリーの展開となっていましたが、最近になって第二人称になってしまった。つまり、Scarpetta が主人公でありながら、読者的には彼女の心境や本音が見えにくくなったと感じています。以前のスタイルがよかったなぁ。★★☆☆☆

1/14/2006

久しぶりの美術鑑賞

Filed under: - admin @ 11:26 am

家から車で5分ほどのところに LACMA (Los Angeles County Museum of Art) という美術館がある。昨年秋頃からセザンヌとピサロの展示会が開催されていて、その名も「Cézanne and Pissarro」。その興味深い展覧会の主題もあって、ずっと気になっていたのだが、新年になってやっと行く機会に恵まれた。
実は 2002 年にフランスに行った際、プロヴァンス伯爵領の首都として栄えたエクス・アン・プロヴァンスでセザンヌのアトリエに行ったことがあり、それ以来セザンヌには親近感を持ってしまった。セザンヌは、偏屈な性格で有名な人。彼の絵にはほとんど人の姿が描かれていない。今回の展示会の面白いところは、セザンヌとピサロの絵左右に並べて楽しめること。同じ場所で描かれたピサロの絵には人間の姿が描かれ暖かさが感じられぬに対し、セザンヌの絵は風景に徹し余分なものは排除されている。力強く男性的な絵であり、何となく孤独感も感じられる。二人の絵を左右に並べて鑑賞できるこの展示会ならではの、楽しさではないだろうか。
ところで、エクスのアトリエで晩年の4年間をほぼ毎日過ごしたセザンヌだが、その間にアトリエに訪れた客の数がたったの12人だったという。あまり人好きではなかったようだ。そんな彼がピサロを師として、また友人として深く付き合っていたことは興味深い。
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1/4/2006

Robert Parker - School Days

Filed under: - admin @ 12:31 pm

Robert Parker を読んだことがない人はぜひ読んでみてください。彼の作品は、歯切れのよさで有名。リズムあるダイアログで全体が構成されているので、日本人にも比較的簡単に読めると思います。何といっても主人公のウィットさにほれてしまう。この School Days も大のお奨めです。★★★★★

11/25/2005

台湾、韓国出張

Filed under: - admin @ 6:07 pm

久しぶりに台湾と韓国への出張が入った。6年ぶりに訪れたのだが、どちらの国も目覚しく発展していることに驚いた。唯一変わらなかったところは、台湾のタクシードライバーさんたちの大胆な運転ぐらいなものだろうか。今回も手すりにしがみつきながら、乗車中落ち着くことができなかった。ただ、帰りのドライバーはと〜っても陽気な人で、道中ずっと冗談を交わしていた。中国人の熱さって最高だ!
韓国は町並み自体も変わっていたが、空港を下りてすぐに気づいたのは、かなりハイテク色が強いことだ。ヨン様だったか (情けないことに、 日本の韓国ブームに乗り遅れたが…:???:)、「冬のソナタ」のあの中性的で繊細な感じとはまったく異なり、辮髪 (いや、頭の前方にもちゃんと髪はあったが) っぽい髪型でヒップで悪そうな雰囲気を醸し出しながら携帯のコマーシャルに出ているではないか 8-O
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7/7/2005

Palm Spring

Filed under: - admin @ 4:17 pm

今週末は July 4th Weekend で3連休!! 大抵の場合、週末は平日にできなかった事務的な処理や、掃除洗濯に追われて終わってしまうのだが、今週末は別。土曜は恒例のショッピングの日と決めていたが、あと2日もお休みがある!! 日曜は、朝曇りだったが、突然 Palm Springs へ行こうということになる。
Palm Springs はここ West Hollywood から車で約2時間ほど南東に下ったところにある街だ。温泉でも有名だが、砂漠のど真ん中にできたちょっとした観光地。ゴルフコースの充実さでも有名だが、何といっても砂漠のど真ん中。夏の間に Palm Springs でゴルフをする人の気が知れない。私たちが行った日曜日も多分気温は40度を越えていたはずだ。
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7/4/2005

Metabolic Syndrom

Filed under: - admin @ 4:31 pm

入社して早くも1ヶ月半が経ってしまった。ここのところは、ずっと週1のペースで出張が入っている。先週は十分な時間をみて飛行場に向けて出発したはずだったのだが、途中交通状態が悪いところを通る羽目となり、もう少しで乗り遅れるところだった :oops: 一番先頭の真ん中の席が空いていたので、そこに座ったのだが、窓側の隣に座っているおばさん、航海中ずっと窓の外を眺めては、ティッシュで目の周りを拭いている。泣いているみたいなのだ :cry: 静かな涙が後から後から流れ落ちてくる。私にもそんな経験があったので、心が痛んだ。
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6/27/2005

オルガン コンサート

Filed under: - admin @ 7:33 am

今週末は、バッハ全曲を総なめしたパイプオルガンのコンサートが、ここから車で30分ほど北へ行ったベンチュラにある教会で3日間続けて行われている。私たちは、土曜の夜に行くことに。ここを7時過ぎに出て8時少々前に教会に到着。オルガン演奏者(オルガニスト)が次々にステージへと上がり、プログラムに沿ってバッハの曲を次から次へと演奏していく。
3人目のオルガニストが演奏している最中のこと。ヨボヨボのおじいちゃんが手すりを支えにしてノロノロとステージへと上がってきた :shock:。なめくじのような動きで、ゆっくりと傾斜した通路をステージに向けて歩いていく姿は、かなり神秘的でもあった。魂がもうほとんど消えかけているようにも、私には見えた。オルガンの演奏を一方で聞きながらも、そのおじいちゃんのことが気になっていた。おじいちゃん頭がおかしくなっちゃったのかなぁ、などと勝手に考えたりしたりもした。演奏が終わるころにはやっとステージ脇の椅子にちょこんと腰を下ろすことができたおじいちゃん。私もほっと一息 :-D
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4/12/2004

読書の…春 — 高橋克彦さんの作品紹介

Filed under: - admin @ 10:17 am

ここ West Hollywood に移り住んでから、かなり読書をする時間が持てるようになった。日本を離れているせいか、けっこう日本の歴史小説的なものも読んでいる。私が今かなり気に入っている作家は、高橋克彦さん。浮世絵モノから UFO 関連の SF モノに至るまで、多彩な才能をもって読者を楽しませてくれる。中でも私が好きなのが歴史モノ。歴史的な背景をきちんと捉え、その時代に生きた人間の生活をリアルにまたスリリングに描写してくれる。ここでもいくつか紹介させてもらう。

1.「火怨 (かえん)」
八世紀の東北で猛威を振るった蝦夷、阿弖流為(アテルイ)の人生を物語った作品。上下の 2 巻からなる (火怨〈上〉—北の燿星アテルイ講談社文庫火怨〈下〉—北の燿星アテルイ講談社文庫)。黄金を求めて陸奥を支配しようとする朝廷軍に対して、阿弖流為がみごとな遊撃戦を繰り広げていく。その戦略戦術の数々には、女の私も興奮を覚えるほど。古代の男のロマンと歴史を作り上げた男たちの怒りと哀しみ、そして喜びと愛を肌で感じることができる。吉川英治文学賞受賞の傑作品。
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4/8/2004

Eternal Sunshine of the Spotless Mind

Filed under: - admin @ 6:53 pm

晴れた日には、何故か映画を見たくなるのは私だけだろうか。Gym から戻り、しっかり (?) 3時間ほど仕事した後に、「やっぱり天気だから映画か」ということで、恒例の The Grove に出向いてジム・キャリー主演の最新作「Eternal Sunshine of the Spotless Mind」を見ることにした。
ジム・キャリーというと、どうしても大口を開けてギャーギャー騒ぐコメディを想像してしまうが、この映画は違う。いつものジムを垣間見ることすらできない。コメディ的なタッチは存分に含まれているが、避けられない時のいたずらに翻弄される恋愛の切ない感情を伝えてくれる作品。「Something’s gotta give」のようにストーリーの行間にちょこちょことコメディ的なタッチを入れた作品とは違い、この作品は喜劇と悲劇の極端な両極性を持たせた作品といってもよいかもしれない。ジムの恋愛のお相手は、タイタニックで一斉を風靡したケイト・ウィンスレット。髪を緑やらオレンジやらに染め替える個性的な女性を演じる。
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12/15/2003

Something’s gotta give

Filed under: - admin @ 4:58 pm

あまりに天気がよいので、ちょっくら The Grove まで行って買い物がてら映画でも見よう、ということになった。The Grove は、3rd St と Fairfax の間にある Farmer’s Market に隣接するショッピングモール。ディズニーランドを手がけたデザイナーによって、ショッピングモールなのにどことなく俗世離れしたメルヘンチックな感じの佇まいになっている。モールの中央には噴水があり、時には音楽と一緒に水のショーを見ることもできる。
平日の The Grove は比較的人も少なく、優雅に雰囲気を楽しみながらショッピングができるので、特に人ごみが苦手という私のような人にはお勧めだ。また、ここの映画館は、すべて階段状にゆったりとしたシートが設けられている。背もたれも高く、映画を見ていて首が疲れないのがよい。また、前の席の人の頭で画面が見えない、などということがないように気配りがされているのも嬉しい。とにかくこの映画館で映画を見てしまうと、他で見たくなくなるほどだ。
今日は新作「Something’s gotta give」を見ることにした。この映画、ストーリーは単純でどことなく特長がないようなのだが、実はとっても奥深いと感じた。れっきとしたハリウッド映画なのだが、どことなくヨーロッパ映画的なユーモアがたっぷりの映画だ。古くは、かのゴールディー・ホーンが主演して話題を呼んだ「プライベート・ベンジャミン」や、最近ではメル・ギブソンが主演した「What Women Want」などを手がけたナンシー・マイヤーズの作品。
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