Sakiko のアメリカ暮らし徒然記:仕事、遊び、文化

11/25/2005

台湾、韓国出張

Filed under: - admin @ 6:07 pm

久しぶりに台湾と韓国への出張が入った。6年ぶりに訪れたのだが、どちらの国も目覚しく発展していることに驚いた。唯一変わらなかったところは、台湾のタクシードライバーさんたちの大胆な運転ぐらいなものだろうか。今回も手すりにしがみつきながら、乗車中落ち着くことができなかった。ただ、帰りのドライバーはと〜っても陽気な人で、道中ずっと冗談を交わしていた。中国人の熱さって最高だ!
韓国は町並み自体も変わっていたが、空港を下りてすぐに気づいたのは、かなりハイテク色が強いことだ。ヨン様だったか (情けないことに、 日本の韓国ブームに乗り遅れたが…:???:)、「冬のソナタ」のあの中性的で繊細な感じとはまったく異なり、辮髪 (いや、頭の前方にもちゃんと髪はあったが) っぽい髪型でヒップで悪そうな雰囲気を醸し出しながら携帯のコマーシャルに出ているではないか 8-O
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7/7/2005

Palm Spring

Filed under: - admin @ 4:17 pm

今週末は July 4th Weekend で3連休!! 大抵の場合、週末は平日にできなかった事務的な処理や、掃除洗濯に追われて終わってしまうのだが、今週末は別。土曜は恒例のショッピングの日と決めていたが、あと2日もお休みがある!! 日曜は、朝曇りだったが、突然 Palm Springs へ行こうということになる。
Palm Springs はここ West Hollywood から車で約2時間ほど南東に下ったところにある街だ。温泉でも有名だが、砂漠のど真ん中にできたちょっとした観光地。ゴルフコースの充実さでも有名だが、何といっても砂漠のど真ん中。夏の間に Palm Springs でゴルフをする人の気が知れない。私たちが行った日曜日も多分気温は40度を越えていたはずだ。
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7/4/2005

Metabolic Syndrom

Filed under: - admin @ 4:31 pm

入社して早くも1ヶ月半が経ってしまった。ここのところは、ずっと週1のペースで出張が入っている。先週は十分な時間をみて飛行場に向けて出発したはずだったのだが、途中交通状態が悪いところを通る羽目となり、もう少しで乗り遅れるところだった :oops: 一番先頭の真ん中の席が空いていたので、そこに座ったのだが、窓側の隣に座っているおばさん、航海中ずっと窓の外を眺めては、ティッシュで目の周りを拭いている。泣いているみたいなのだ :cry: 静かな涙が後から後から流れ落ちてくる。私にもそんな経験があったので、心が痛んだ。
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6/27/2005

オルガン コンサート

Filed under: - admin @ 7:33 am

今週末は、バッハ全曲を総なめしたパイプオルガンのコンサートが、ここから車で30分ほど北へ行ったベンチュラにある教会で3日間続けて行われている。私たちは、土曜の夜に行くことに。ここを7時過ぎに出て8時少々前に教会に到着。オルガン演奏者(オルガニスト)が次々にステージへと上がり、プログラムに沿ってバッハの曲を次から次へと演奏していく。
3人目のオルガニストが演奏している最中のこと。ヨボヨボのおじいちゃんが手すりを支えにしてノロノロとステージへと上がってきた :shock:。なめくじのような動きで、ゆっくりと傾斜した通路をステージに向けて歩いていく姿は、かなり神秘的でもあった。魂がもうほとんど消えかけているようにも、私には見えた。オルガンの演奏を一方で聞きながらも、そのおじいちゃんのことが気になっていた。おじいちゃん頭がおかしくなっちゃったのかなぁ、などと勝手に考えたりしたりもした。演奏が終わるころにはやっとステージ脇の椅子にちょこんと腰を下ろすことができたおじいちゃん。私もほっと一息 :-D
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4/12/2004

読書の…春 — 高橋克彦さんの作品紹介

Filed under: - admin @ 10:17 am

ここ West Hollywood に移り住んでから、かなり読書をする時間が持てるようになった。日本を離れているせいか、けっこう日本の歴史小説的なものも読んでいる。私が今かなり気に入っている作家は、高橋克彦さん。浮世絵モノから UFO 関連の SF モノに至るまで、多彩な才能をもって読者を楽しませてくれる。中でも私が好きなのが歴史モノ。歴史的な背景をきちんと捉え、その時代に生きた人間の生活をリアルにまたスリリングに描写してくれる。ここでもいくつか紹介させてもらう。

1.「火怨 (かえん)」
八世紀の東北で猛威を振るった蝦夷、阿弖流為(アテルイ)の人生を物語った作品。上下の 2 巻からなる (火怨〈上〉—北の燿星アテルイ講談社文庫火怨〈下〉—北の燿星アテルイ講談社文庫)。黄金を求めて陸奥を支配しようとする朝廷軍に対して、阿弖流為がみごとな遊撃戦を繰り広げていく。その戦略戦術の数々には、女の私も興奮を覚えるほど。古代の男のロマンと歴史を作り上げた男たちの怒りと哀しみ、そして喜びと愛を肌で感じることができる。吉川英治文学賞受賞の傑作品。
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4/8/2004

Eternal Sunshine of the Spotless Mind

Filed under: - admin @ 6:53 pm

晴れた日には、何故か映画を見たくなるのは私だけだろうか。Gym から戻り、しっかり (?) 3時間ほど仕事した後に、「やっぱり天気だから映画か」ということで、恒例の The Grove に出向いてジム・キャリー主演の最新作「Eternal Sunshine of the Spotless Mind」を見ることにした。
ジム・キャリーというと、どうしても大口を開けてギャーギャー騒ぐコメディを想像してしまうが、この映画は違う。いつものジムを垣間見ることすらできない。コメディ的なタッチは存分に含まれているが、避けられない時のいたずらに翻弄される恋愛の切ない感情を伝えてくれる作品。「Something’s gotta give」のようにストーリーの行間にちょこちょことコメディ的なタッチを入れた作品とは違い、この作品は喜劇と悲劇の極端な両極性を持たせた作品といってもよいかもしれない。ジムの恋愛のお相手は、タイタニックで一斉を風靡したケイト・ウィンスレット。髪を緑やらオレンジやらに染め替える個性的な女性を演じる。
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12/15/2003

Something’s gotta give

Filed under: - admin @ 4:58 pm

あまりに天気がよいので、ちょっくら The Grove まで行って買い物がてら映画でも見よう、ということになった。The Grove は、3rd St と Fairfax の間にある Farmer’s Market に隣接するショッピングモール。ディズニーランドを手がけたデザイナーによって、ショッピングモールなのにどことなく俗世離れしたメルヘンチックな感じの佇まいになっている。モールの中央には噴水があり、時には音楽と一緒に水のショーを見ることもできる。
平日の The Grove は比較的人も少なく、優雅に雰囲気を楽しみながらショッピングができるので、特に人ごみが苦手という私のような人にはお勧めだ。また、ここの映画館は、すべて階段状にゆったりとしたシートが設けられている。背もたれも高く、映画を見ていて首が疲れないのがよい。また、前の席の人の頭で画面が見えない、などということがないように気配りがされているのも嬉しい。とにかくこの映画館で映画を見てしまうと、他で見たくなくなるほどだ。
今日は新作「Something’s gotta give」を見ることにした。この映画、ストーリーは単純でどことなく特長がないようなのだが、実はとっても奥深いと感じた。れっきとしたハリウッド映画なのだが、どことなくヨーロッパ映画的なユーモアがたっぷりの映画だ。古くは、かのゴールディー・ホーンが主演して話題を呼んだ「プライベート・ベンジャミン」や、最近ではメル・ギブソンが主演した「What Women Want」などを手がけたナンシー・マイヤーズの作品。
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