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2002年7月31日
カナダ、アルバータ州バンフからウォータートンまで

バンフの町を出たのは正午過ぎでした。私たちは、国道 1 号をカルガリーに向けて進み、途中から 22 号に入り、そのまま南下することにしました。

22 号線は田舎道。道路の両脇は、限りなく続く牧場と、丸く巻かれた草の俵がランダムに点在します。ガソリンスタンドがある町がほとんどないので要注意です。


22号線沿いに広がる牧場。丸い俵がいい感じ。

22 号を南下すると、3 号にぶつかります。3 号を東へ進み、6 号を南下すると、Waterton Lake National Park に到着です。

Waterton Lake National Park はカナダとアメリカ合衆国にまたがる国立公園です。526平米の広大なこの国立公園は、標高 2,500m 級の山々に囲まれた大自然の宝庫です。

 


6 号線の国立公園の入り口に差し掛かると、道路の西側に Bison paddock (バイソン パドック) という立て札が見えてきます。

パドックというと、通常それほど広くない面積の土地を柵などで囲った牧場地を思い浮かべますが、このパドックは、かなりの広さがあります。

車で柵の中に入っていくわけですが、ぐるりと一回りするだけで 15 分ほどかかるぐらいの広さです。もちろん時速 20 km ほどののんびり運転で回るので、計算していただければだいたいの広さが想像できるはずです。

私たちはバイソンを目撃できることを期待して一周してみたのですが、湖のそばに 2 頭のバイソンのお尻部分を目撃できただけでした。

これはあきらめきれない、ということで、もう一周してみることに。今度はいました。それも群れをなしてたくさん。バイソンは群れで行動する習性があるので、すぐに分かりました。全部で 50 頭ほどいたでしょうか。のんびりと歩いています。中には寝そべるバイソンも。何とも優雅な気分になったものでした。



バイソン パドック


バイソンの群れ


バイソン パドックを出たところで

バイソン パドックを出て、私たちは目的の Waterton Lake へと車を走らせました。今日から 2 泊は Waterton Lake の湖畔にあるホテルに宿泊です。

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