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2002年8月2日、8月3日
ウォータートンからアメリカ入り。
アイダホ州サンドポイントにて1泊。

グレイシャー国立公園

ウォータートンを出て間もなくすると、アメリカ合衆国との国境に差し掛かりました。国境では、車を止めてパスポートを見せるほか、フルーツ類の点検が行われます。

問題なく国境を通過した私たちは、アメリカ入り。チーフ マウンテン インターナショナル ハイウェイを通り、モンタナ州を南北に走る国道 89 号に出ます。チーフ マウンテン インターナショナル ハイウェイは、その名が示すとおり、チーフ マウンテンの真横を通るハイウェイです。道からは、標高 2,767m のチーフ マウンテンの厳かな姿を望むことができます。

 


チーフ マウンテン

国道 89 号をしばらく走ると、グレイシャー国立公園 (Glacier National Park) へ突入します。 グレイシャー国立公園はカナダのウォータートン国立公園 (Waterton National Park) のアメリカ側を指します。この国立公園を東西に横断する道路は、Going-to-the-Sun Road と呼ばれ、道に沿って数々の絶景ポイントとハイキングコースが設けられています。

ここに1泊する予定がなかった私たちは断念しましたが、おもしろそうなハイキングコースがいくつも用意されているようで、時間がある方は是非この公園で1泊し、ハイキングを楽しまれることをお勧めします。

 

公園の中を走り 1 時間半ほどすると、右手にマクドナルド湖 (Lake McDonald) が見えてきます。とりあえず、ここで一服することにしました。湖畔に建つレストランでお昼をとることに。メニューを見るとバッファロのハンバーガーとやらがあるのではないですか。うーん、一昨日見たばかりのかわいいバッファロを食べるのはどうか、と思いましたが、もうお肉になってしまっているんだし、食べてあげたほうが成仏するというもの。決心を固め、バッファローバーガーを注文してみました。これがなかなかの淡白なお味で、ビーフよりも脂肪分が少ないようにも感じられました。美味でした。いやー、バッファロー君、ありがとう。

モンタナを抜けてアイダホ入り

昼を終え、マクドナルド湖を右手にしばらく走ると、もうそこは公園の西口。公園を抜け、少し走るとアイダホ州に入ります。その日の宿泊場所を決めていなかった私たちは、走りながら面白そうな場所を探し、最終的には、サンド・ポイントというところに向かうことにしました。サンド・ポイントには比較的大きな湖があり、アイダホ人のとってのちょっとした避暑地のようでした。

夏の終わりのサンド・ポイントは、野外コンサートの場所ともなっているようで、着いたその日も古きよきロックバンドが演奏をしているようでした。

私たちは運転だらけで疲れ果てていたため、コンサートはパスして、湖を眺めながらゆっくりすることにしました。


サンド・ポイントにある Pend Oreille Lake

湖畔には船着場があり、モーターボートの貸し出しもしていました。私たちは、翌朝早めに起床して、湖をモーターボートでひとっ走りすることに。太陽の光を受けてキラキラと光る青白い水の上を、ボートで滑走すると、何とも爽快な気分になりました。

 

 


クリックするとムービーを見ることができます。

サンド・ポイントで昼まで過ごした私たちは、次の目的地、ワシントン州アディーへの道を急ぎました。

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